12/11/2016

Academicにいこう!

アメリカの大学で働く魅力のひとつに、研究に対する手厚いサポートがあります。
自分が所属するDepartment of Surgeryには、Surgical Research Coreという部署があり、外科医の研究活動を全面的にサポートしてくれます。

先日、あるGrant申請をした時には、数か月前から何回もMeetingをして、それぞれのSpecialistが、Application書類の草案作成、Support Letterの準備、Budgetの作成、そしてProtocolのReviewに校正、と至れり尽くせり!

アメリカでは、Researchに対する考え方も評価も違うとは感じていましたが、まさかFacultyになると、ここまでサポートしてもらえるとは!
NIHをはじめとしたResearch Grantを獲得するということが、研究者にとってもDepartmentにとっても、大きな評価対象の一つとなっているわけですな。

Mentorである尾本先生はおっしゃいました。。
”SurgeonがRespectされるのは、SurgeonがTechnicianではなく、Scientistだからだね!”

いつの日にか、NIH RO1 Grantが獲れる日を夢見て、自分の好きなResearchを発展させていける環境に自分が居られる幸運を感じながら、日々、Dataとにらめっこ!

最近お疲れ気味のMasaに、と母が送ってくれた掛け軸
”自休”とは何とも奥深い言葉ですなあ!